上甑島キャンプツアーなのだ!
念願の上甑島一周成功だぁ!
コースマップだよ。


日時 2003年5月3〜5日
天気 晴れたり曇ったり雨が降ったり・・・(でも海上の状態は最高でした)
参加者 東京1名熊本1名宮崎3名スタッフ2名
航行距離 1日目6・5km。2日目30km。3日目7km。
5月3日晴れ。 里港〜蓑掛浦(6・5km)
今日から上甑島ツアーだ。
串木野港に集まった7名は自己紹介を済まし、だらだらと乗船を待つ。
さすがにGW。フェリーは人であふれていた。
船内は人であふれていたので、甲板で1時間ちょっとの航海を楽しむ。
海はべた凪だ。
里港では、濱田さんと斉藤さんが出迎えてくれた。
濱田さんは隣の中甑島で小麦工房ハマダを経営している。
手作りパンを作ってきていただき、今回のツアーの食料となる。
なんて贅沢なんだ。
斉藤さんもシーカヤックに興味があり、会いに来てくださった。
港でシーカヤックを車から下ろし、バタバタと出発準備に入る。
大量の荷物とビールは、いつの間にかシーカヤックに詰め込まれていった。
濱田さんと斉藤君に見送られて里港を後にする。
防波堤を回りこむと、水平線の広がる東シナ海が出迎えてくれた。
右手に雄大な断崖を眺めながら進む。
ときどき現れる狭い岩の間を抜けながら今日のキャンプ予定地の馬込浜を目指す。
春のプランクトン発生時期に重なっているので水の透明度は落ちているが、それでも10mほどの透明度はある。
さすがは甑島だ。
引き潮なので、水面下の岩肌にこびりついたオレンジ色の珊瑚が良く見える。
まるでジャングルジムで遊ぶ子供のように岩の間をすり抜けながら奇声を上げまくる。
馬込浦を通り越し、蓑掛浦入り口のゴロタ石の海岸に上陸。
そこを今日のキャンプ地とする。
上陸したらまずは乾杯!
タープを張り、各々はテントを張る。
後は食事の準備と薪集めだ。
焚き火フリークが見たらよだれをダラダラ流して喜びそうな薪がいくらでもある。
ダッジオーブンに材料を仕込み、焚き火にくべる。
食事を済ませ酒を飲む。
今日は新月なので真っ暗だ。
もしやと思い、波打ち際に行くときらきらと光っていた。
夜光虫だ!
早速、シーカヤックを浮かべ漕ぎ出す。
ものすごい数の夜光虫が光っている。
パドルを水に入れると、水の中のホタルのように(ケミホタルのように??)光る。
カヤックの航跡に沿って光の筋ができる。
パドルで激しく水をかくと、ものすごい光だ。
夜光虫の光で、シーカヤックと我々の影ができるほどだ。
メンバーの中には、あまりの感動で自分に水をかけて、体中を光らしている者もいる。
ついには口の中に入れて「うわ〜〜!舌も光っている〜〜」とはしゃぐ者もいる。
静寂な夜の海に、我々のはしゃぐ声がいつまでも響いていた。
4日曇りから雨。 蓑掛浦〜市ヶ浦(30km)
ゆったりとキャンプ地を後にする。
漕ぎ出してすぐに三穴に着く。
ここはその名のとおり3つの穴が開いている。
潮の状態が悪かったのでくぐることはできなかったが、中まで入り込み楽しんだ。
洞窟の中で沖を走るフェリーの引き波で翻弄され、他のメンバーより楽しんでいたものもいた。
断崖を眺めながら、時々現れる岩の隙間や、洞窟をくぐりながら漕ぎ進む。
チョコレートビスケットのような模様の岩がある茅牟田崎を回り込むと、連続アーチの鹿の子大橋とPCつり橋の甑大明神橋が見えてきた。
しばらくは海岸から離れ、甑大明神橋を目指す。
この橋の下は潮の流れが速いところだが、今日はそれほどでもない。
だが慎重に1艇づつくぐって行く。
境瀬の手前の海岸でランチを取る。
みんな、おいしい顔になっていた。
境瀬を回りこむと一瞬声が止まるような断崖見えてきた。
一番高いところは200mほど切り立っている。
メンバーの声が止まってきだした。
断崖の真下み漕ぎ、見上げる。
幾層にも重なり、空へとつづいていた。
スミラ瀬を回り込むと、小さな入り江が続く。
瀬渡し舟の船頭さんが「雨が来るぞ。急いだ方がいい」とアドバイスしてくれる。
昨年の時といい、甑島の漁師さんは的確な情報とアドバイスをしてくれる。
しかも押し付けがましくないのでいい。
断崖と浜が続くチキリ浦を漕ぎ進む。
途中にはものすごいがけ崩れの後がある。
甑島は海岸があっても、周りの状況や天候のチェックを間違えるととんでもないことになる。
素晴らしいが素人だけではやめた方がいい難しい島だ。
唐船ガトモをすぎ、ちょっとした洞窟を抜けると長目の浜が見えてきた。
上陸してみる。
ここはリアス式海岸に強い波で岩や砂が押し寄せられて出来た、潟湖(ラグーン)が4つもある。
その中で一番でかいのがナマコ池でそこをふさぐ海岸が長目の浜だ。
目の前にはナマコ池が広がっている。
海岸では潮干狩りをする人たちもたくさん来ていた。
天気が崩れる前に今日のキャンプ地である市の浦をめざす。
だんだんと小雨も降ってきだした。
射手崎を回り込むと市の浦の海岸が見えてきた。
濱田さんから電話が入る。
もう市の浦に来て、我々の到着を待っているそうだ。
市の浦到着。
濱田さんと斉藤君は早速シーカヤック体験をしてもらう。
その間に、メンバーはキャンプ準備にはいる。
合間に濱田さん差し売れのパンで小腹をなだめる。
濱田さんの作るパンは見た目は単なる丸いパンだが、食べてみると色々な味があり、お世辞抜きで旨い。
いったん濱田さんと斉藤君に里村にある国民宿舎の温泉に送ってもらい、潮と汗を流す。
その後、再び市の浦に送ってもらい食事と宴会となる。
斉藤さんからの差し入れの魚を焼き、酒を酌み交わす。
5日曇り。 市の浦〜里港(7km)
さあ、今日が最終日だ。
市の浦をダラダラと漕ぎ出す。
白瀬鼻を周り、そのまま里港に行く予定だったが、目の前にある近島に行ってみることにする。
近島には少しだけ海岸はあるが、後は断崖の島だ。
中ほどにある入り江に入り込み休憩する。
後は目の前にある里港までの最後の航海を名残惜しそうに漕ぎ進んだ。
6日。雨
串木野港で解散したが、東京の安藤君は我が家に泊まってもらった。
翌日、安藤君を霧島の温泉に案内する。
最後は安藤君のサービスショットでおしまい。